フード工場千夜一夜物語 - 旬を届ける生産の知恵

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日経BP出版センター
1994年5月

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まえがき

以前、私はハンバーガーで有名なマクドナルド社に勤務していた。最初は店舗関連の仕事をしていたが、十年間の勤務のあと、日本では全く新しい部署であるクォリティアシュアランス部に配属された。クォリティアシュアランス(Quality Assuarance, QA)とは日本語では品質保証という意味であるが、全く新たに創設された部に配属され、何もないところからのスタートだった。その主な仕事は全国にある食品と紙製品の製造工場を訪問し、マクドナルド社の原材料が定められた規格(スペック)通りに製造されているかを確認するという仕事であった。

この部は資材の購入を統括する購買本部の中にあり、いわば買い付けのための品質管理のお目付け役といった仕事であった。その原材料を製造する工場は、北は北海道から南は吸収、沖縄まで散らばっていたが、日本全国だけではなく、海外からも原料を直輸入していたので、世界各国にも足を運ぶことになった。訪問した国もアメリカを初めとして11カ国を数えるまでになった。

幾多の工場を訪問する機会を得たが、ひとつ気が付いた事があった。それは、北と南とそれぞれ場所や会社、工場は違っていても、そこで発生している事は極めて類似しているという事であった。つまり、北海道の工場で発生する問題点は沖縄でも、アメリカでもマレーシアの工場でも起こっていて、じっくり観察してみると実に類似性を持っていたのである。

この本を書こうと思いついたのは、発見したそれらの類似性をまとめて各工場の工場長や製造担当の部課長の人々に読んでもらえば、かなり有効な工場運営の情報になると思ったからであった。自分の仕事は工場訪問で品質管理を指導することであったが、その中身をよく吟味してみると工場の効率を上げるための方法論とか、はたまた新工場建設の際のレイアウトのアドバイス、また工場運営のマネージメントの在り方までかなり突っ込んだ話をするまでになり、いわば工場経営コンサルタントのような仕事をしていたことになる。だから、向上に携わる主任、課長以上の人にこの本を読んでもらえば必ずうなずいてもらえる話がいくつかあるハズである。


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